秋の京都御所一般公開
普段、京都御所拝観には、事前申込など手続きが必要なのですが、春と秋の所定の期間に一般公開がなされております。今回は、2015年10月30日~11月3日。この期間はそういった手続きなしで自由に拝観できるので、ぜひ一度行ってみたかったのです。
15:30までに手荷物検査を済ませ、中に入ります。この日は午前中に雅楽の演奏があったらしいが、時間が合わず、非常に残念。
中は一般公開というのもあって、たくさんの人です。特設テントでは、菊の紋の形をした限定最中?などもお土産として置いてありました。しばしお土産にしようか迷いました(笑)
拝観できるもの・・・御車寄、諸大夫の間、新御車寄、紫宸殿、清涼殿、小御所、御池庭、蹴鞠の庭、御学問所、御常御殿、御内庭
メインは紫宸殿でしょうか。
*1”即位礼などの重要な儀式を執り行う最も格式の高い正殿。入母屋桧皮葺きの高床式宮殿建築で、南面して建てられている。前面には白砂の南庭が広がり、東側に「左近の桜」、西側に「右近の橘」が植えられている。”*1以上、京都御所パンフレットより拝借。
清涼殿も素敵でしたよ。
*2”平安時代には天皇が日常の御生活として使用された御殿で、現在の建物は平安時代のものより小さくなっているが、古制に則って建てられ、主に儀式の際に使用された。”*2以下略。16世紀末以降は清涼殿から独立して、御常御殿が天皇日常のお住まいとなったそうです。その名残か、雀の鳴き声で目覚めるようにと御殿の前には「漢竹」「呉竹」が植えられています。十二単を着た五節の舞姫も置かれていたので、イメージもしやすかったです。
平安衣装、かっこいい。警備の人かな?
御庭もとても立派なものです。お茶室もありますし、池には橋がかかってます。
温かな天気に恵まれ、広い空間でのんびり秋のひととき。
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